2011年 12月 05日
ものづくり
今日の鬼首は一面雪景色!
本格的な冬の到来です。
山学校の校庭からいつもは見えるカムロも、今日は見えません。
灰色の空から落ちてくる雪・雪・雪・・・いったいどれだけ降るのでしょう?
さて先週の金曜日
山学校の建物はL字型になっていて、事務室側はあまり日が当らないのですが、教室のあった校舎側は日当たりが良く、天気の良い日はとても気持ちがいいのです。
その一室で職員が一生懸命編んでいるのが「てっこ」
先日の山の文化祭でもなかなかの好評ぶりでした。
鬼首の方言で一般的に「てっこ」というのはコチラ
主に山菜などを採った時に運んだりするバッグです。
ちなみにこのてっこも職員が作ったもの。
しかし今作っているのはヒロロ(ミヤマカンスゲ)という素材で編んだバッグ。
ちなみにこれは練習用。自然素材の素朴な色合いが素敵です。
ヒロロという野草は、日本各地の山林に自生しています。
山学校の裏にも生えているそう・・・でも見たところ普通の緑色の草なので、まさかこんなバッグになるとは・・・昔の人の知恵ってすごいですね。
水をはじき軽くて丈夫なため、昔はミノやハバキの材料などに使われていたそうです。
そのヒロロを陰干しして乾燥させた物を継ぎ足しながら、約20メートルの長い縄に綯っていくんだとか。
こちらは今製作中のもの。
かなり細かい根気のいる作業だという事は一目瞭然です。
鬼首の豊かな自然の恵みで作られるてっこやヒロロのバッグ。
昔の人たちの「知恵」は今もものづくりに生かされています。
頑張って素敵な作品を作って欲しいなと思います。
山学校の校庭からいつもは見えるカムロも、今日は見えません。
灰色の空から落ちてくる雪・雪・雪・・・いったいどれだけ降るのでしょう?
さて先週の金曜日
山学校の建物はL字型になっていて、事務室側はあまり日が当らないのですが、教室のあった校舎側は日当たりが良く、天気の良い日はとても気持ちがいいのです。
その一室で職員が一生懸命編んでいるのが「てっこ」
鬼首の方言で一般的に「てっこ」というのはコチラ
ちなみにこのてっこも職員が作ったもの。
しかし今作っているのはヒロロ(ミヤマカンスゲ)という素材で編んだバッグ。
ヒロロという野草は、日本各地の山林に自生しています。
山学校の裏にも生えているそう・・・でも見たところ普通の緑色の草なので、まさかこんなバッグになるとは・・・昔の人の知恵ってすごいですね。
水をはじき軽くて丈夫なため、昔はミノやハバキの材料などに使われていたそうです。
そのヒロロを陰干しして乾燥させた物を継ぎ足しながら、約20メートルの長い縄に綯っていくんだとか。
かなり細かい根気のいる作業だという事は一目瞭然です。
鬼首の豊かな自然の恵みで作られるてっこやヒロロのバッグ。
昔の人たちの「知恵」は今もものづくりに生かされています。
頑張って素敵な作品を作って欲しいなと思います。
by yamagakkou
| 2011-12-05 16:57
| 鬼首山学校