鬼首の日常と端午の節句
暫く歩いて、「何してるの?」と、いつもカワイイ小学生に声をかけられ、家に帰る為に歩いてる、とも言い難く・・・アッ!彼女のおうちにも入口に葉っぱが飾ってあったね。何か聞いてみよう!
「知らない」・・・玄関に、こんな違和感のあるモノを飾っているのに気にならないの?
「知りたい?聞いてきてあげるね・・・ショウブだって~!」鬼首の子供達は、みんな元気でカワイイです(:->)
菖蒲?行事?・・・菖蒲湯と関係あるのかな?帰り道、何軒も庭先で相談する姿が。皆さん、いつもと違って、何かの準備をしてることは ただ歩いていても分かります。なんだろう?
この疑問の為だけに今朝の通勤中、朝の8時にお宅訪問。しかもドシャ降りの中、写真の為にお店の戸も開けて下さいました。
『蓬菖蒲のいわれ』 きれいな女の人があったんだっちゃ。ほして「奥さんにしてけろ」
・・・全文、方言・・・意味は分かりますが、宮城在住歴1年の私には読むのが難しいです。
キレイな人だからお嫁さんにした。でもお米が随分無くなるのは何故かな?と隠れて覗いてみたら、沢山のおにぎりを頭に入れる化け物だった。鬼になって追いかける嫁から逃げて和尚さんに相談すると、蓬と菖蒲が嫌いだから、軒にさして隠れろと。
山学校にもあやめ科のお花が咲いていますよね。「私にはアヤメも菖蒲も区別がつきません」と校長。
「昔はね、屋根が茅葺きだったから、端午の節句の前の日に屋根葺きだったんだ。屋根にね、3箇所、蓬菖蒲を刺すんだよ。今と違って年中休みなく働いているから、その夜は菖蒲湯に入って、明日の節句の日は休もうって。桃も端午も、節句は休む日だったんだ」今は屋根に刺せないから軒なんだって、いわれも色々かもしれません。