7月22日(月)、まだまだ梅雨空の続く鬼首から、同じく梅雨模様の秋田県大仙市協和小種(こたね)地区へ、鬼首農地開発農業振興組合さんと一緒に菜種油搾油施設の視察に行ってまいりました。
こちら、佐藤誠さんが代表理事を務める農業組合法人エコ・ファームさんでは、現在4人で約14ヘクタールの菜種を栽培して、油を搾り、オリジナル菜種油「まほろば菜油」を販売しています。
ものすごくクリアな菜種油!琥珀色が美しいです。。。
お話をいただいた後、さっそく施設を見学させたいただきました。
エコ・ファームさんが拠点としている施設は、平成20年に閉校となった地元小学校の建物で、元の給食室に搾油機械を設置して作業しているそうです。
こちら搾油機ですが、なんと地元の業者さんが親子2代に渡って製作したオリジナル機械なんだそうです。すごい!
焙煎した菜種を搾油機に投入し、この厚いフィルターが5層になっているところと2層になっているところで搾った油をろ過し、不純物を取り除くことで、きれいな菜種油が出てくるわけです。
皆さんの苦労と地元愛の結晶ですね。
「地域の人たちの協力、大仙市のバックアップがあって、まほろば菜油を作ることができたことに感謝している」という佐藤代表の言葉が印象的でした。
お昼ご飯は大仙市の強首(こわくび)温泉「樅峰苑(しょうほうえん)」という旅館でいただきました。
強首温泉、という漢字、一見すると「ん?鬼首?」と間違えそうですネ。
そしてこの樅峰苑さん、江戸時代から佐竹藩の要職を務め、大地主でもあったそうで、建物もとても古くて由緒もあり、登録有形文化財に指定されているそうです。
今度はゆっくり泊りで温泉を楽しみながら訪れてみたいと思いました♪